2026年5月9日(土)朝日新聞「声」欄に、
私の投書が掲載されました。


朝日新聞への掲載は、これで10本目です。
実は今回掲載された投書は、
一度不採用になった文章を大幅に書き直して、
再投稿したものでした。
本記事では、その「最初に不採用だった文章」を題材に、
なぜ掲載されなかったのかを分析していきます。
不採用だった投書(全文)
投書日付:2026年1月12日
「観る将」から「指す将」へ
昨年三月頃から将棋にはまっている。小学生の頃にルールを覚えた程度だったが、藤井聡太さんをはじめとする棋士の方々の目覚ましい活躍をきっかけに、改めて将棋に関心を持つようになった。
数年前からテレビやインターネットで対局を観戦して楽しむ、いわゆる「観る将」ではあったが、棋士がアプリを使って対局を実況する動画を視聴するうちに、自分も指してみたくなり、タブレットでオンライン対戦を始めた。最初は画面上で駒を動かすことに違和感があったものの、駒音などの効果音や操作性の工夫により、将棋本来のおもしろさに加え、デジタルならではの魅力を感じている。対戦相手のレベルを調整できたり、棋譜を振り返ったりできる点もありがたく、最近ではAI機能により、互角の形勢から対局できるモードにも夢中になっている。そうしてほとんど毎日のように対局を重ねるうちに棋力も少しずつ伸び、現在はアマ一級にまで達し、
目標としている初段まであと一歩のところまで来ている。
オンライン将棋は気軽で楽しいが、実際に人と向き合い、本物の駒と盤を挟んで指す将棋には、また違った味わいがあると思う。今年はオンラインで腕を磨きつつ、将棋イベントや将棋カフェにも足を運び、対面の将棋も楽しんでいきたい。
なぜ不採用だったのか
この文章が不採用だった理由は、
他者や社会との関わりが薄い内容なっている
点にあると考えています。
将棋のアプリに対する感想や目標はどれも個人的なもので、
私自身にとっては大事なことかもしれませんが、
他者、とりわけ将棋に関心がない読者からすると、
共感しづらく、
読み終えた後に
何が残るのかが見えにくい
内容だったと思います。
新聞の投書欄では、
単なる個人の趣味や感想だけでなく、
「他の読者にも関係がある話」
になっていることが重要なのだと思います。
例えば、
- 世代間の交流
- 地域との関わり
- 時代の変化
- 社会現象
- 読者が自分事として考えられる視点
などがあると、
文章に広がりが生まれます。
もちろん、ブログのような
個人的な内容を好きに投稿するプラットフォームであれば、
このような個人的な内容に終始するのも
自然なことでしょうが、
大衆向けの新聞に投稿し、採用を狙うのであれば、
やはり、
一般読者に
何かしらの形で関係があること
を表現する必要があったのでしょう。
シュンティの結論
投稿先の読者に合わせた内容を投稿する


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